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北欧が産んだ奇跡のサウンドSigur Ros(シガーロス)と「ペルシャ猫を誰も知らない」の話!!

会社員コルレオーネBLOG

関西出身、独身アラサー、資産3,000万円達成|ゆとり世代サラリーマンが、現代社会を生き抜くサバイバル術を発信|ABEMA primeに出演、あのひろゆきとも討論|一浪一留、GPAは平均の半分以下|就活で覚醒し内定5社。就職偏差値SSランクの企業へ、年収100万円UPで転職。|

「美しい」と聞いて、何を思い浮かべますか?

俳優・女優・モデル、風景、芸術、食べ物、色々ありますが、僕は「美しい音楽は?」と聞かれると真っ先に思い浮かべるのが、アイスランド出身のバンドSigur Ros(シガーロス)

美しく、儚く、そして幽玄、聴き惚れましょう!

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Sigur Rosとは

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簡単にバンドの説明から、ロキノンジャパンからの引用です。

アイスランド・レイキャヴィク出身のポスト・ロック/シューゲイザー・バンド。バンド名はメンバーのヨンシー・バーギッソン(vo,g)の妹の名前に由来した“勝利の薔薇”の意。1994年、ヨンシーの妹“Sigurros”の誕生日に結成。97年に『ヴォン』でアルバム・デビューし、99年の『アゲイティス・ビリュン』で世界的な成功を収める。以降、2002年の『()』はグラミー・ノミネート、2008年の『残響』は全米15位、全英5位を記録するなど高い評価を獲得。2013年の『クウェイカー』まで7枚のアルバムを発表。ヘッドライナーを務めたサマーソニックや単独公演など来日も多い。

 

僕がSigur Rosを最初に聴いたのは高校生の時。
2010年に2000年代のベストアルバム特集の際に、Sigur Rosの「アゲンティス・ビリュン」が取り上げられているのを目にしたのが最初かな。

Agaetis Byrjun [輸入盤CD] (XLCD610)

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最初聴いた時は、衝撃でした。

あまりに儚く、美しく、この世の物とは思えなかったからです!
特にボーカルのJonsi(ヨンシー)のファルセットなんて本当にこんなん体から出るんかって!! 

そして、楽器の音色がまた美しい。
今まで聴いてきた音楽は何だったんだろうって思えたんです。

環境音楽のような、思考を邪魔せず、自分を違う空間に誘ってくれるような夢見心地の感覚と言えば伝わるかな。。。 

 

ちなみに僕が思う、北欧の音楽のイメージは大きく分けて2つ。

シンフォニックメタル

ポストロック

 

1つ目のシンフォニックメタルは、クラシックとメタルの融合と良く表現されています。
こう聞くと、響きはすこぶる良いですが、コレがなかなかのくせ者。
如何せん、ダサい。。。笑
大仰で、中身があまり無い様な印象です。。

 

しかし、一方ポストロックの方はおしなべて美しい。
北欧のオルタナやエレクトロミュージックは総じて上品で、繊細で聴いていても飽きることを知りません。
特に夜長に聴くと涙腺を刺激してくること請け合い!

 

僕が思うに、北欧の風景だったり、寒さだったり、そういう育ったり音が生まれる環境が大きな影響を与えていると思います。

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関係ない話で、僕の持論ですが、ロシア文学が文学界でも圧倒的地位を確立しているのも、環境要因じゃないかなと。
だって、あんなに寒くて外出するのも億劫だから家で自分と向き合う時間多くなって、筆が進んで良いもの書いているんじゃないかなって笑

 

創作活動は、やはりその地域ならではの特色があるんじゃないかなぁと。

映画「ペルシャ猫を誰も知らない」の話

Sigur Rosに傾倒しだして割とすぐの話です。
音楽に詳しい友達は周りにおらず、音楽雑誌やTSUTAYAのフリーペーパーをディグりまくっていた時期でした。
 
TSUTAYAのフリーペーパーで、以下の記事を見つけたのです。

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それは、「ペルシャ猫を誰も知らない」という映画の紹介。

 

 あらすじは記事を見て頂ければと。

ここで刺さったのは、言わずもがな

アイスランドでシガー・ロスのライブを観るんだ

 という部分。

 

今程映画に対する興味がない僕でも、これは観たいと思いましたが、全然近所の映画館では公開されておらず、近所のレンタルショップでも全然取り扱いしていませんでした。
Amazon Primeみたいな便利な物も当時はありませんでしたし。

 

しかし、この映画のアイスランドでシガーロスのライブを観るという考えは僕の頭にこびりつき、何年も僕の「死ぬまでにしたいことリスト」に入ることになるのですが。笑

この映画を観ることができたのは、つい2年前の2017年。
たまたま大阪の大きなTSUTAYAで発見、すぐレンタルし家で鑑賞。

 

そこで、映っていたのは西洋の音楽文化が厳しく規制されている中で本当に好きな物を貫くアーティストの姿。
高校生の時の気持ちが一気にフラッシュバックしました。

 

周りが、当時の最大ムーブメントだったAKB48を延々勧めてきて、みんな当時のチャート上位の曲だけを聴いている中で、Radioheadを1人聴いていた頃。
自称音楽通はみんなRADWIMPSやBUMP OF CHICKENを聴いていて、俺イケてます感出してた頃。
自称洋楽好きのクラスの女の子(アブリル好きだったはず)から何好きなのって聴かれて「Nine Inch Nails最近聴いてるかな」って言って怪訝な顔されたりした頃。
あの頃は肩身狭かった、程度は全く違えど、少し感情移入笑

 

好きな物貫くってかっこいいやん!!
好きな物を邪魔されることなく享受できるってことに感謝しないと!!

 

音楽好きなら、この映画一回は観てください。
もっと、音楽カルチャー好きになりますよ。

Sigur Ros入門編〜おすすめアルバム〜

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さて、とは言えSigur Rosって何から聴けばいいのって人には、まずこの2枚をオススメします。

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 Sigur Rosの音楽世界を決定づけた最重要な一枚。
これは本当にもう何回聴いたか分からない。

 

近くのTSUTAYAで、コピーコントロールCDでPCに取り込めず、聴きた過ぎて海外のCDをAmazonで注文。
届くまで1ヶ月毎日郵便ポストを覗いていました。
高校生の時だったので、昼ご飯代浮かせて買ってましたね笑

 

でも、あの時に食べた昼ご飯よりも確実に自分の血肉になっているのは確か。
Sigur Ros一枚だけ選べって言われたら間違いなくコレです。 

 

Valtari
Valtari

Valtari

 

 

Sigur Rosが自身の音空間の美しさを突き詰めるところまで突き詰めてしまった一枚。
「美しい」という一点に特化すればこのアルバムが文句なく一位。

 

「()」聴いて気に入った人は、次にこちらを聴くという流れでOKです!!

 

まとめ

好きな音楽を思う存分聴けるというのは、最高の贅沢!
その有難みを今一度認識し、夜にSigur Rosを聴くべし!!

 
実は、一年半程前にアイスランドではないですが、Zepp大阪でSigur Rosのライブを鑑賞することができました。
ライブは圧巻の一言、本当に観れて良かった。。。
 
「ペルシャ猫を誰も知らない」の主人公アシュカンもこの感動味わえたのかな。。。

  

ではでは!!
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