起きてまだ1時間半くらいなのですが、すでに5回はスマホ触っている気がします。なるべくいじらない様にしようと思うのですが、このザマでざます。情けねぇ。
あなたもきっとスマホ中毒でしょう。依存症って言ってもいいかも。というか、現代人でスマホ中毒じゃない人なんているのかってレベル。20代に絞ると皆無でしょう、20代は全員重度のスマホ依存症。日本だけじゃない、新興国もしくは途上国の20代が全員対象です。
電車ではみんな触っている、僕もこのみんなに含まれている。偉そうなことは言えない。何なら食事中もずっと触っている人もいる。
スマホを使うことで、実際に脳や精神にもダメージがあるみたいなんです。どうでしょう、実際のところ加齢に関係なく集中力って落ちてきてませんか?
まだ間に合う、、、、そう思いたい。
・やめようと思っても、スマホのスクリーンを見てしまっている
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 現代人は一日に2,600回以上スマホを触っている
- スマホの使用時間を減らすために、立ちスマホを徹底しよう
- スマホを触っている時間、あなたの人生は停滞している、何も進んでいない
現代人にとって、スマホは必須アイテム
そう思った方は察しが良いですね。そうです、その通りです。僕はもっと多くの人に、このブログを読んでほしい。つまりスマホを使う人が激減したら、PV数なんかガタ落ちなわけです。
言ってしまえば、「髪の毛っていらないよね」って言う美容師。「裸でもいいやん」って言っちゃうアパレル店員。「笑いなんて必要ない」と主張する漫才師。普通に考えたらおかしい。
でも大丈夫なんです!
もうね、確信があります。スマホを触る時間はこれからも伸びていくでしょう。僕個人が警鐘を鳴らしたところで、大きな流れは変わりません。
この記事を読んでくれたあなた。あなたの一日のスマホ使用時間が10%減になる、こうなればもうゴールです。というか、これだけでもかなりハードルが高いはず。
そう僕は自信を持って言えるほど、スマホは生活に根付いています。仕事で使う、副業で使う、余暇で使う、趣味で使う。朝起きて使う、寝る間に使う、というかベッドに入っても使っている人もいる。
スマホってもはや酸素ですね。ないとみんな死んじゃう。偉そうに言っていますが、もし僕が外出して、スマホを忘れたことに気付いたらパニック起こす自信ありますもん。
子供の時は、大人にゲームの時間・テレビの時間など制限されたものでした。大人は自制心を持っていて、子供はそうじゃなかった。ところが、今や自分をコントロールできていたはずの大人もスマホ中毒。
あんなに強かったはずのベジータが恐れるフリーザが始めて出てきた時の気分。上には上がいた!
スマホに操作されている現代人
読書が趣味の僕、毎月気になった本を買って色々と読んでいます。 当然ヒットもあれば、三振もある。そんな中で、ホームラン級にアタリだったのが、この一冊「スマホ脳」。
この本の最も素晴らしいところをひとつ挙げますね。読んだら人生の自由時間が増えます。なぜか、スマホに対する恐怖が湧いて、触る時間が確実に減るから。
いや、怖いです、普通に。ホラー小説よりも、この本の方がよっぽど背筋凍ります。ありもしない架空の話も確かに怖い。でも身近にいた友人が超シリアルキラーだった、みたいなドッキリ恐怖展開の方が怖い。
ってなること必至。親友だと思っていたんですが、とんでもない指名手配犯でしたわ。おい、スマホ!(僕ら世代だと「おい、小池」は通じるはず)
この本によると、現代人はなんと1日2,600回以上スマホに触っているみたいなんです。平均して10分に一度、スマホを手に取っているんです。
こう見ると、完全に中毒ですね。性に対する興味が爆発した、思春期の男子中学生でも、ここまで自分の股間を触らないでしょう。
そして、私たちの4割は1日中スマホがないよりは、声が出なくなる方がマシだと思っているそうなんです。「嘘だ!?」と思いましたが、僕も実はそうかも。。。
パソコンやスマホのページをめくるごとに脳がドーパミンを放出し、その結果私たちはクリックが大好きになると。というか何なら、今読んでいるページよりも、映ってもない次のページに興味が移っていると。
ドーパミンの持つ役割は人間に行動する動機を与えること。スマホにより半ば無理やりにドーパミンはドバドバ出さされてしまっているんです。
スマホはこの他にも、脳に多大に働きかけています。色々な脳内物質を分泌させ、言うならば脳をハッキングしている状態なのだそう。
表紙にも載っていますが、生みの親でもあるジョブスもスマホには注意を払っているそう。
過去に「自宅の壁は、スクリーンやiPadで埋め尽くされているんですか?ディナーでは招待したゲストにお菓子とかiPadを配るんですか?」と質問されたことがあったそうです。
そして、ビルゲイツは子供が14歳になるまでスマホを持たせていない。
生みの親がここまで敬遠しているとは。フランケンシュタイン博士と良い勝負です。
この本を読んで、スマホに対する危機意識が確実に増しました。オススメです。というか、買って読んで生活を改めないと、どんどん自分の時間がなくなりますよ、マジで、、、
- 作者:アンデシュ・ハンセン
- 発売日: 2020/11/18
- メディア: Kindle版
スマホとの付き合い方を考える
人外交差点の歩きスマホ
スマホの恐怖をもう少しあおってみたいと思います。先日東京の清澄白河駅の近くにある東京都現代美術館に行ってきました。
風間サチコさんという方の作品で上のようなものが。渋谷駅の風景を描いているのですが、何とも禍々しい。他の作品も見ましたが、全ての作品がなんとも風刺に満ちているんです。
世の中を信用してないというか、はびこる欺瞞を良しとしてないというか。うわべの平穏を破ってやろうって気概を感じます。
上の作品のタイトルはなんだろな。
人外交差点。。。。ものものしい。。。人間交差点なら曲名であったけど。このデパートの壁面の広告とかめちゃくちゃ過激。こんなん貼ってるデパートで絶対に買い物しないわ。。。
そして、道行く人々に目をやってみます。あれ、、、
うーん、歩きスマホも、芸術家の方からすれば忌むべき対象なのかもしれません。というか、タイトルからいけば人外ですね。
歩きスマホをする奴は人間じゃねぇ、そういうわけです。早く人間になりたい。。。
スマホの使用時間を減らすため、立ちスマホに切り替えよう
とにもかくにも、スマホは恐ろしい。 それは分かりました。では、どうするか。使用頻度を下げる、使用時間を短くしたい。
最近スマホの使用時間を短くできるテクニックを見つけたんです。名付けて、立ちスマホ。歩きスマホとは全く別物ですよ、念のため。
やり方は簡単です、スマホを触る時は必ず立つ、これだけ。起立、以上。特に家にいる時が一番効果を発揮します。
先日ハーマンミラーという有名なアメリカのデスクチェアの会社から、デスクを購入しました。その際に、座ることについて色々調べてみたのです。
1日に座っている時間が4時間未満の人に比べ、8〜11時間の人の死亡リスクは15%増。11時間以上だと40%増になるという報告もあるんだとか。スマホといい、座り過ぎといい、世の中は危険がいっぱいですね。
ここで両方を解決できる案が、スマホは立って触るということ。家にいる時、お気に入りのソファに座りながらスマホを触ったりしていませんか。ベッドに寝転びながら触っている人もいるかもしれません。
やめましょう。これからはスマホを触る間は立つんです、何かにもたれかかってもいけません。健康にも良いし、何より使用時間が減ります。
やってみたら分かります。長時間立ってスマホを操作するのは結構なしんどさです。もたれかかれないのもキツい。
一時期、立ち会議がブームになった時期がありました。立って会議を行うことで眠気防止になるというのがメリット。ただもっと大きなメリットもあって。それが会議が長引かないということ。
人間座っているよりも、立っている方が負荷が大きい。立ったままの姿勢で同じことを続けるのはしんどいものです。
緊急事態や、危険が差し迫った時ならいざ知らず、しなくてもいいスマホ遊びをする気は失せてきます。
スマホを使っている時間も、あなたの寿命
不思議なもので、スマホを触っている時間って充実している気がしますよね。SNS見たり、ネットニュースを見たりして、何かを学んだような気になってくる。
ですが、僕は気付きました。
仕事のスマホは別です。仕事のメールを返したり、取引先とのやり取りなどもあると思いますし。
問題はプライベートのスマホ。この時のスマホいじりはほぼ不毛。僕が最近して意味があったスマホ操作は、引っ越し先の電気・ガス・水道を契約したくらいじゃないでしょうか。
他は無意味。いや、何をしたかもあんまり覚えていない。何か新しい知識を増えた気がしたけど、時間の割りに効率が悪い。普通に読書の時間に充てた方がよっぽど良い。
色々考えて結論が出ました。スマホを触っている間は人生は1ミクロンも進んでいません。進んでいる気がしているだけです。
何の能力も伸びていない。自分の可能性が増えたような錯覚がするだけ。とあるナンパ師が言っていました。
そうです、結局スマホはできてもお膳立てだけ。スマホの外に本当の人生が待っているんです。まぁ、このナンパ師の話は、スマホでYouTubeサーフィンをしていた時に見つけたのですが。笑
本当の人生にも、人生ゲームのような一回休みマスがあるのです。
【関連記事】時間管理術を学ぼう!
毎日忙しい、本当に重要なことができない。でも、スマホを触っている時間はあったりする。この矛盾をどうにか解消できないかと思って試行錯誤しました。
時間管理術のコツは、キッチンタイマーとスクリーンタイムにあるという話です。
【関連記事】きっと人類みんな脳過労!
去年の新聞記事に、スマホによる脳過労の記事が載っていました。簡単な診断テストもあり、記事の中にも書きましたので、是非見て下さい。
スマホは道具、でも現実を見てみると、人間がスマホに使われているような気がしてなりません。
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 現代人は一日に2,600回以上スマホを触っている
- スマホの使用時間を減らすために、立ちスマホを徹底しよう
- スマホを触っている時間、あなたの人生は停滞している、何も進んでいない
大丈夫です、分かっています。いきなりスマホの使用時間が激減できるなんて不可能だってことくらい。まずは10%削減を目指しましょう。
毎日1時間触っている人なら、54分にするんです。これくらいならまだいけそう。僕の時間、あなたの時間。僕の脳、あなたの脳。守れるのは自分だけ。
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!