「働きたくない!」、日夜思っています。とは言え、働かないといけないですよね。なかなか働かない特権階級になるのは難しい。
ですが、働いていることで享受できるメリットも確かにある。サラリーマンであれば、固定給をもらえますし、社会的信用も得れます。
あと、仕事をいざ辞めると、結構退屈するかもしれません。世の中で日の目を浴びたり、取り上げられるのは、基本的に仕事に熱狂し邁進している一部の人たち。
そういった人達と比べてしまい、劣等感を抱いてしまうのも確か。しかし、大丈夫です、卑屈になることはありません。なぜなら、僕はあなたの味方だから、働きたくないという意思をともにする同士だから!笑
・もう働きたくない!
・仕事をするのが憂鬱だ!
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 世の中の大半の人が「働きたくない」と思っている。普通のことである
- 働くと、固定給・社会的信用・暇つぶしというメリットがある
- 所詮働くのなんていつでも辞めれる。まずは「自分のメリット」のために働き、それにプラスで自分をコンテンツにしていこう
「働きたくない」と感じるのは当たり前だ
8割以上が「働きたくない」という調査結果
「働きたくない」と感じるのは、どこか悪いことの様な気もしますが実は当たり前の感情だと思います。だって、しんどいことの対価としてお金をもらっているわけですから。
お金を払っているならいざ知らずといったところ。でも、お金をもらっていても嫌な物は嫌なんですけどね。
YouTubeとかを見ていると、ビジネス系のYouTuberは軒並み仕事が楽しそうじゃないですか。みんな生き生きしていて、仕事を人生の生きがいにできている人達ばかり。
おれ、めっちゃ仕事嫌いなんやわ!
っていうビジネス系のYouTuberの人って見ないですよね。
日々、心の底から仕事に楽しく取り組んでいる人を見ると、どうなるでしょうか?劣等感が生まれますよね。
働きたい人・仕事が好きな人もいるのに、自分は・・・
なんて考えてしまいます。しかし、ここで覚えてほしいのは、サラリーマンのほとんどは「働きたくない」と思っているということ。
ある調査では、8割以上の人が働きたくないと思っている様です。8割って多いな、しかし。8割なんか、超多数派ですよ、多数決でもしたら圧勝ですよ。
過去にも記事にしましたが、サラリーマンは「評判」でキャリアが決まってしまいます。つまり、あなたの隣の同僚もやる気がなくても、周りの目や評判を気にして「働きたくない」と言えないだけなのです。
働いていても、終わりが見えない
他にも感じる嫌なポイントは、働いても終わりが見えないということ。頑張って働いても、一生分なんか到底稼げないですよね。生活費を捻出して、ちょっと遊んだり趣味にお金をつかったりして終わりです。
いやぁ、ラッパーRYUZOの「HATE MY LIFE」が染みますわ。。。
www.youtube.com
クソな仕事で安い日当
家賃 携帯 電気にネット
合切 払い ペラペラの給料
服やデートの金はねぇよ
定年の年齢もどんどん上がっているし、このままじゃ一生働かないといけないやんって思ったり。
僕からすれば、終わりのないレースにずっと参加している気がするんですね。生まれたときから、父は働いていましたが、今でもまだ働いていますもんね。長いわ!
物価の安いタイに移住すればいいんじゃね!
なんて閃くも、結構実行していないのは僕だけじゃないはず。笑
転職エージェントとの会話にて
僕は1年ほど前に、転職エージェントの方に会ったことがあります。会社に不満を感じていたり、第二新卒枠が使えるのではという思いからでした。
面談内容だったりは、過去記事を見て頂きたいのですが、その際に
新しい会社にはどんなことを求めますか?
と聞かれました。転職もありかなぁ位の温度感だった僕、何が何でも会社を変えたいというわけではありませんでした。そんな状態で、いきなり聞かれるとなかなか出てこない。
素直に、一番最初に思いついたものを言おうと決めました。僕の口から出てきた言葉は、
金曜日の夜になるのを、心待ちにする生活を抜け出したい
というものでした。完全な自分語りですが、あなたは共感してくれますか?
とは言え、働くことのメリットもある
固定給がもらえる
「働きたくない」という話はしましたが、働くということやサラリーマンになることはメリットもないわけじゃない。
まず大きいのは「固定給」がもらえるということ。自営業だったり、自分が経営者だとなかなかこうはいきません。
大前提として、生きるのにお金が必要、これを否定できる人は誰もいない。もし、お金を使わず生きていこうとすると、
- 家賃も発生しないくらいの自然の中で、自給自足する
- 段ボール片手に路上生活をする
- 過疎化が進む村などに住み込む。農作業を手伝ったりして、三食食べさせてもらう
などでしょうか。方法はないわけではないですが、
これするくらいなら、働いた方がマシか・・・
って思っちゃう。笑
お金なくても生きていきたいって思った方は、僕のお気に入りの本「TOKYO0円ハウス0円生活」を是非読んでみて下さい。
「東京では1円もかけずに暮らすことができる」―住まいは23区内、総工費0円、生活費0円。
釘も電気も全てタダ!?隅田川のブルーシートハウスに住む“都市の達人”鈴木さんに学ぶ、理想の家と生活とは?人間のサイズに心地良い未来の暮らしを提案する、新しいサバイバルの知恵がここに。
実在するホームレスの方が、1円もお金をかけずに家を建てて生活しているという話。これがめちゃくちゃ面白い。
働きたくないマインドを持っている人は必見、目から鱗が落ちるし、固定観念がぶっ飛びます。
この生き方が自分にしっくりこれば、即脱サラです、おめでとうございます!
社会的信用が得られる
人付き合いが嫌いな人はメリット少なめですが、これもあるでしょう。僕は人と会うの面倒なので、そこまで享受できていませんが。笑
定職に就いているということは、この社会では一種の印籠なのです。働いていないと、下に見られますし、まともな人間として見てもらえない。
友人の結婚式に参加した際に、これは非常に痛感しました。お互いの近況報告をしますが、ちゃんと働いていて良かったなって。
ニートだと卑屈になっていたわ、絶対・・・
これは広く言えることで、昔の知人に再開する際に、自分が働いていないとなかなか会いづらく感じるもの。
不思議な物で、ほとんどの人が「働きたくない」って感じているのに、実際働いていない人を見ると、後ろ指を指すのですから。
おそらく、
働きたくなくても、自分は働いている。なのに、あいつは働いていない。我慢できない人間で、自分よりも格下だ
って思っているんでしょう。僕もその気が少しあるので、分かります。。。
「引け目を感じずに初対面の人に会える、昔の知人・友人に会える」というのも、働いているメリットでしょう。
働かないと、ヒマになるかも・・・
もし、明日から「働かなくてもいい」となったら、どうなるか。おそらく数ヶ月は爆裂に幸せ、そしてそこから結構時間を持て余す様になるはず。笑
そうです、おそらく働かないとヒマになるのです。もちろん趣味などはあると思います。ですが、もはや仕事の息抜きにしていて楽しかった程度の趣味はダメです。
働いていない自由時間を全て突っ込んで飽きない・燃え尽きない趣味でなくてはいけません。その趣味は、もはや「余暇」ではなく、「生業」なのですから。
参考文献として、2冊紹介します。どちらも、定年や早期退職をした人達の話。これ読むと、「働きたくない」という気分が少しまぎれること請け合いです。
多くの人々が、将来への不安を抱えている。だが、不安から目をそむけず新たな道を探る人々がいる。婚活、再就職、家族の信頼の回復、友情と出会い、ペットへの愛、老いらくの恋…。さまざまな彩りに充ちた「再出発」の物語。最新長編小説。
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。
これ読んだら、みんなこう思うはず。
働かなくなったらなったで、結構大変そうだな・・・
って。笑
どちらも、小説としてもかなり面白いので是非読んでみて下さい。若者にオススメです、年配者の視点が分かるから。
ちなみに、昔父親の本棚で、この「終った人」の本を見つけた時、無性に寂しさが募ったなぁ。。。
今後どのようなマインドを持つべきか
割り切れ!!
では、今後そうやって過ごしていくか。まずは「割り切る」!笑
- 働くなんてクソ過ぎる
- 職場に気に食わない人がいる
- 今の仕事にやり甲斐を1mmも感じない
という前提で、過度な期待をせずに割り切るというもの。正直、お金のために働いていますで良い気がするんですね。
勤めている会社のため・人のため・・社会のため に働いています
って言える人が、異常な気がしています。なので、お金の為に働くで良いと思うんです。
高尚な動機じゃなくて全然OKです。僕は奈良からこの春に東京に転勤になりました。「東京に出稼ぎ」感覚で仕事しています。
何年かしたら関西に帰りたいですね。永遠に東京に住み続ける気はないですし、いずれ引っ越すんだろうなと思っています。新居で本とか、服とかまだ段ボールに入っていますからね。笑
あと大事なことを一つ。本気で辞めようと思ったら、いつでも働くのを辞めれます!
いつでも、辞めれると思うとちょっと気が楽になりますね。
自分をコンテンツにしよう!!
働きたくない人は、自分をコンテンツにしましょう。僕で言えば、このブログです。YouTubeでも、イラストレーターでも、本を書いたりでも良いと思います。
一攫千金は正直難しいですが、日々の充実度は上がります。僕も、このブログの収益が会社員の給料を上回ったら辞めたいななんて妄想していますし、その時間が楽しい。
それに、先ほどの話ですが、働かなくて良くなるとヒマになります。その際に、こう言った発信活動を持っておくと退屈しません。
僕の場合ですと、
- ブログで大きく稼げたら仕事を辞めたい
- 会社では働くだけの人生のアンチテーゼとして、ブログをしている
- 働かなくなっても、ブログは続けたい
といった感じ。
関連する過去記事を貼っておきますので、気になった方は是非読んでみて下さい。
まとめ
では、最後にこの記事をまとめます。
- 世の中の大半の人が「働きたくない」と思っている。普通のことである
- 働くと、固定給・社会的信用・暇つぶしというメリットがある
- 所詮働くのなんていつでも辞めれる。まずは「自分のメリット」のために働き、それにプラスで自分をコンテンツにしていこう
あなたが新入社員だったら、この記事も合わせて読んでみて下さい、こちらは新入社員に特化して書いた記事です。
ではでは!