当たり前のことを言っていても仕方がない。100人が100人とも「YES!」ということを言っても仕方ありません。なのであえて言います。
もちろん目が悪いのは良くないです。デメリットはごまんとあります。実際に僕も目はかなり悪い。というか現代人で、目が良い人の方が圧倒的に少数派でしょう。
メガネをかけたり、コンタクトレンズをつけたり、もはや近視は現代病です。こうなると、少し開き直ってみたくもなるってもの。
目が悪いということを、一種のライフハックとして捉えてしまう。こういうわけの分からないパラダイムシフトを打ち立てようと考えています。
無い物ねだりをしても仕方ない、前向きに生きていきましょう!
・視力が悪くて、生活が不便である
という人にむけて書きました。
最初に結論から!
- 現代人は目が悪い人が多いし、今後もこの傾向は加速する。
- 目が悪いことを嘆いても仕方がないので、メリットを考えよう
- ないものねだりをするのではなく、あるもので対応してみる
僕は多くの人と同じように、目が悪い
僕は目が悪い。というか僕を含め、現代人は目が悪い人が多い。調査でもそう出ていますし、肌感覚でもそう感じます。
時たま出会う「裸眼でも両眼1.0あります」みたいな人は、マジの超人類だと思ってる。アベンジャーズに入れるくらいのスーパーパワー。羨ましい。
僕は裸眼では、視力検査表の一番上の「C」みたいなやつすら見えない。コンタクトの度数は-4.5。これを聞いてパッとレベル感が分かる人は仲間です。
人間は自分と近しい要素を特徴や要素を持っている人と、親近感を感じるもの。度数が近い人はだいたい友達、そんなノリ。
たまに目がいい人と会うと、
みたいな会話になってしまうから恐ろしい。
目が悪いと外出するのも億劫になるし、人と会うのも面倒くさくなってしまう、個人的にはだけど。コンタクトレンズを帰ってくるたびに洗うのも手間ですし。
ワンデイコンタクトレンズも高いしなぁ、レーシックとかICLも興味はあるけど、やっぱりどこか得体が知れない。そう思って今日も生きています。
現代人は裸眼の人の方が少ない
世界の人々の近視化はもっと進む
僕は目が悪いですが、僕の周りも目が悪い人が多い。目の悪さのレベルは違いますが、悪いという方向性はみんな同じ。メガネをかけているし、裸眼かと思わせておいてコンタクトを付けていると。
もうこれは現代病の一種ですね。スマホは毎日恒常的に使いますし、パソコンがないと仕事にならない。どれだけ優秀な人でも、今のオフィスでパソコン取り上げられたら全く役に立たない。
趣味でオンラインゲームをする人も多いですし、電子書籍なんてものもある。スクリーンに次ぐスクリーン。
画面を見ながら生きている僕らは、ある意味目が悪くなって当然っちゃ当然です。小学校の時は、各家庭で
みたいなルールがありましたが、噂によれば小学校ですでにタブレットを導入して授業しているのだとか。プログラミング教育も必修化とかなんとかで、現代の子供達は僕らよりも目が悪くなる可能性は高い。
テクノロジーが発達して、人類は確実に進歩していますが、目に関しては重荷を背負わされています。
視力がとんでもなく優れているというマサイ族。裸眼で10とかある人もいると言うのだから驚き。んんん、10とかなるともう想像もつきません。日常生活で出会う人の毛穴とかまで、見えまくって逆に大変そうです。
https://rocketnews24.com/2016/02/04/704301/amp/より引用
しかし今マサイ族の人は、普通にスマホを持っているそう。きっとそのうちマサイ族もだんだん視力低下するんじゃないでしょうか。
こうなると、日本にとどまらず今後の世界で「目が良い人」の割合はもっとレアになること間違いなし。裸眼視力も必要になるパイロットはもういなくなるかもしれない、自動運転ばんざい。
2050年のヒーロー映画には、マジで「裸眼で視力が1.0」あるやつが「ゴッドアイ」とかの名称で出てくるかもしれません。メガネ業界・コンタクトレンズ業界は、こっからは未曾有の好景気でしょう。
目が悪いことを嘆くよりも・・・
目を良くする食事とか、目の体操とかは確かに効果的。過去には目の疲労を和らげるおすすめの方法も紹介しました。
確かに効果はあります。「やったけど、無意味でした」なんてことはない。目が疲れたら、ケアしてあげるべきです。
こちらもCHECK
脳ではなく目が疲れているんです!眼精疲労と疲れ目はホットタオルとアイマスクで解消できる!
続きを見る
しかしこれはあくまでも、疲労回復とか、目を悪くしないのが関の山。こういったことを続けて、いきなりある日からメガネが要らなくなりましたなんてことはなかなか難しい。
レーシック手術とか、ICL手術とか、そういった劇的処置を施さない限りは視力が急激に回復はしません。悲しいけれど、これが現実です。
ではどうするか。このまま無いものねだりをするのか、「目が良くなりたい」と嘆きながら生きるのか。
確かに目が悪いことはダメなことですし、目が良いに越したことはありません。ですがどんなものでも、メリット・デメリットがあるのが世の常。つまり目が悪いことにも、メリットはあるはずなのです。
目が悪いということを、一種のライフハック術として捉えたいんです。視力が悪いのがスタンダードになっているなら、そんな人々を全肯定したい。
小学校の時の担任が、歴史の授業でこんな話をしてくれました。
正直眉唾もんではあります。しかし沁みる。近視ゆえに、坂本龍馬は剣豪だったのだ。目が良かったら、竜馬がゆかなかったかもしれない。
起こそう、ここで。パラダイムシフトを起こすのだ。目が悪いこともメリットがある、胸を張りましょう。
目が悪いことにも、メリットは存在する
脳への負担が減る
人間は様々な情報を取り込んで生きています。取り込み口は人間の5感ですね。しかしその中でも、視覚が圧倒的に多い。次に耳でしょうか。
とにかく人間は目から情報を得る生き物です。「百聞は一見にしかず」なんて言葉もあるくらいなのですから、聴覚よりも視覚の方が優位なのでしょう。
僕がついつい動画を見ちゃう2ちゃんねるの創始者ひろゆき。僕の思考体系とか、完全にひろゆきイズムを受け継いでいます。知らず知らずのうちにめちゃくちゃ影響を受けています。
そんなひろゆきさんの代表作「無敵の思考」。この本は大好きで、何度も読み返しています。この本を読むメリットを一言で言うと、
というもの。実際に読んでみて、人生生きやすくなりました。というかなんなら、こういう内容を自分も書きたいくらいの心意気でブログを書いています。今の脳内回路を作ってくれた、僕にとってエポックメイキングな本。
この本の中で、視力について触れられています。
というもの。言われてみて納得です。手元のスマホを開いて、ストレージを確認してみてください。何が一番容量をとっていますか?
画像や動画じゃないでしょうか。そうです、視覚から入るデータは重いのです、ボリューミー。まぁ、動画は音声データも含まれているけど。
ウオークマンで8GBだと約1800曲入ると言われています。つまり一曲の容量は、4.4MB。一方スマホで撮った写真は、一枚2〜3MB。
外に出て、スマホで連写で数十枚撮ったとします。その容量はすでに、音楽アルバム1枚分くらいの容量があるんですね。
友人がおどけたポーズをとっている、面白がって連写で撮りまくる。撮った画像データの情報量は、日本で一番売れた宇多田ヒカルのアルバム「First Love」より情報量があるんですね。
明日の今頃びっくりしちゃう。目が悪いと、観た景色が鮮明には脳に入りません。言ってしまえば、粗い画像データなわけです。どうですか、脳を圧迫しません。
iPhoneで撮った写真とガラケーの写真くらいの容量差です。メモリをとりませんよ、これは。
誰でも美人に見える
目が悪いと得をすること。それは欠点が物理的に見えなくなるってこと。僕の家はつい4・5年前くらいまで、見れるからってことブラウン管テレビを使っていました。
薄型テレビに変えてその映像にめちゃくちゃ驚きました。テレビの買い替え自体が、10年以上ぶりだったので当然っちゃ当然です。
薄型テレビでバラエティ番組で見ると、解像度が上がっているので、出演者の肌の状態やシワなどが今までよりも分かるようになったのです。
目の良い・悪いもこれと似ています。目が悪いことで、裸眼で見る相手の人は全て補正がかかって見えるのです。良い方向に上乗せされるのではなく、欠点が見えなくなるって補正。
お見合いパーティや、街コン、合コンなど、みんな裸眼で挑めばカップル成立率は上がるんじゃないでしょうか。身だしなみをきちんとしている女性の方なら、全て美人に見える。
特に今なんかマスクを付けているので、もはや雰囲気だけ。矯正視力にして、「〇〇の部分が惜しい」なんて言うこともなくなる。
そしてこれは道ゆく人々に限ったことではありません。全てのものに関して言えます。
例えば家。僕は家では、パソコンで仕事をする時以外は、基本的に裸眼です。こうすると、家の汚れが全く気にならない。少々ほこりが落ちていようと、見えないから気にならない。
そりゃ掃除するに越したことはありませんが、汚れは日々溜まっていくもの。ちょっと鈍感でいるくらいが、毎日の満足度を高めてくれるのかもしれません。
というわけで、僕の家は今日もキレイに整っていて快適です。正確に言いますね、
自分の時間が確保できる
目が悪いと自分の時間を確保しやすくなります。理由はいくつかありますが、
- 目から入る外部からの情報が軽減される
- 人に興味がなくなる
- 見えるものにのみ、全神経を集中できる
あげてみればこんな感じ。
2つめと3つめは僕の所感ですので、誰しも当てはまるわけじゃないとは思いますが。僕は外出時に裸眼なこともしばしば。人と会う前にコンタクトレンズやメガネを付けます。
引かれそうであまり誰にも言ったことないのですが、そのせいか実家のお隣さんの顔を誰1人として分かりません。実家に住んでいた時に、隣の家からスーツの男性が出てくる。「きっとお父さんなのだろう」で機械的に挨拶するって感じ。
もし隣の家の玄関から違うスーツの人が出てきていても、本当のお隣さんと街中で出会っても、きっと僕は気付けません。
目が悪いと人に興味がなくなります。コンタクトをつける・メガネをかけるなど自分から努力しないと、情報が入らなくなる。まぁ努力って言えるほどの努力でもないですが。
僕はこの努力は面倒くさいから最小限にしたい。そのおかげで人に対する興味をなくす方向に拍車をかけたと。
その分自分の時間にもっと割くようになりました。内省的になったとも言えるし、自己研鑽に注力し出したとも言えます。
僕が大好きなマンガのひとつ「バガボンド」。スラムダンクの井上雄彦先生のもうひとつの代表作です。剣豪宮本武蔵の人生を描いた壮大な、戦いと人間のドラマ。
その中で当然出てくるのが、ライバル佐々木小次郎。彼は比類なき剣の使い手で、圧倒的な強さを誇っています。
史実でも佐々木小次郎は最強の剣豪なのですが、バガボンドではオリジナルの設定が加わっています。それは耳が聞こえないということ。
幼少期から小次郎は剣を握り始め、指南を受けます。そして大人になった小次郎はめきめき強くなりました。この要因として、小次郎と戦った敵から挙げられたのが耳が聞こえないということ。
耳が聞こえないということで、徹底的に己の内面と向き合い、ひたすらに剣の道に邁進できたから。外界からの情報が遮られた中で、その時間をひたすらに自分を高みに近づけることに使ったのです。
こういった例を出すのも、もしかしたら不謹慎かもしれませんが、大きなヒントが眠っている気がするんです。
外部の情報を取り込みづらいということは、その分内面に注意を向ける時間が増える、こういうことだと思うんです。視覚からの情報が少ない、だったら自分の内側をとことん見つめてみましょう。
無いものねだりをしないで生きていく
僕の人生のテーマとしてひとつ持っているものが、
というもの。僕らは自分にないものに憧れて、あるものを見ようとしません。隣の芝生はエバーグリーンですね状態。
僕らのあるものは、他の人からしたらないものかもしれないのに。そう思うとこんなに勿体ないことはありません。
こちらもCHECK
無い物ねだりはもうやめる!セルフプロデュースを上手くして、あるものを磨こう!自分に配られたカードだけで、戦わないといけないという話!
続きを見る
僕らはすぐに悪い側面を見てしまう。悪い側面を見て、そこから何か行動できたらいいんですが、そうもいきません。「ああツラい」と嘆いておしまい。
だったら無理してでも、から元気でも、良い面を見ましょう。目が悪いことで、得する場面も絶対にあるんです。そのメリットを活かしてみましょう!
まとめ
では、最後にもう一度この記事をまとめます。
- 現代人は目が悪い人が多いし、今後もこの傾向は加速する。
- 目が悪いことを嘆いても仕方がないので、メリットを考えよう
- ないものねだりをするのではなく、あるもので対応してみる
近視の人間は生きているだけでライフハックですね。僕もそう、あなたもそう。得して生きている、こう捉えましょう!
このブログは、僕の実体験、考え、趣向をもとに記事にしている雑記ブログです。会社員をしながら、毎日少しづつ書き溜めています。
この記事が面白ければ、是非他の記事も読んでいって下さい。貴重な時間を頂きありがとうございました。ではでは!